完熟堆肥

完熟堆肥

完熟堆肥とは、素材の有機物がよく分解・発酵した堆肥のこと。未熟有機物を施用すると、土の中で急激に増殖する微生物がチッソ分を奪って作物にチッソ飢餓を招いたり、根傷みする物質を出したりすることがあります。また、剪定枝や苅草中に混じっている雑草の種子を広げてしまうなどの可能性があるため、当社では数年発酵させて堆肥にして施用する方法が一番いいのではないかと思います。

通常堆肥には多かれ少なかれ木質や藁・籾殻などの原料が用いられることが多いですが、そういった原料は微生物による分解に要する時間が長く、炭素率(C/N比)を下げるのに時間がかかります。しかしC/N比の値が大きい堆肥は土壌に与えた時に窒素飢餓を起こす恐れがあり危険です。そこで尿素などの化学肥料や畜糞を加えることで窒素分を補ってC/N比を下げ、半年以下の熟成期間で製造し完熟堆肥としているケースが多いです。しかし堆肥の土壌改良効果は光合成から生物的・化学的変化を遂げて生成する腐植によるものが大きいですし、木質原料から発生する植物の育成に有害なフェノール系の物質を分解・除去するための時間も必要です。更に微生物の多様性が安定してくる期間も考慮すると、最低でも1年以上の熟成期間が欲しいところです。 更に高い土壌改良効果と安全性、緩衝能力を期待するのであれば3年以上の熟成が望ましいです。3年以上熟成された堆肥は肥料成分(NPK)の含量が非常に小さくなっており、肥料としての効果は小さいですが、土壌改良資材としては完璧なものになります。当社では5年から6年の熟成期間をおいています。 畑のように堆肥を撒いてから耕してしばらくしてから効果が出てもよいということであれば多少短い熟成期間の堆肥でも使いこなせるかもしれません。当社の完熟堆肥は5,6年以上熟成させているので堆肥は無臭です。

1. 土の中の生態系バランスがよくなる
2. 土柔らかく、保温性に富み冷害に強い
3. 堆肥栽培は連作障害を克服
4. 味がよく、野菜本来の食味がでる

完熟堆肥の詳細
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