主婦の味方!「リボベジ」で節約しよう【再生野菜】

主婦の味方!「リボベジ」で節約しよう【再生野菜】

「スーパーでいつもと同じように買い物をしていてもなんだか高い…」「昨年と同じように暮らしているのに光熱費が高い…」など、普段の生活でも物価高の影響を感じることが増えましたね。

少しでも節約したい!という方にも、地球に優しいことがしたい!という方にもおすすめしたいのが「リボベジ(再生野菜)」です。

今回は「リボベジ(再生野菜)」に向いている野菜とそのやり方をご紹介します。

今日からでも始められますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次
リボベジとは
一般的なリボベジのやり方
リボベジに向いてる野菜
まとめ

  

リボベジとは

リボベジとは「リボーンベジタブル(Reborn Vegetable)」の略で、再生野菜のことです。調理する際に捨ててしまう部分を活用して、もう一度その野菜を収穫するという栽培方法です。

リボベジは、捨ててしまう部分を活用するためゴミを減らすことにも繋がり、野菜によっては2回3回と繰り返し収穫できるので、その分節約することができます。

また、可愛い入れ物で栽培することでインテリアとして楽しむ方も多くいます。

キッチン周りで手軽に野菜を育てることができ、育っていく様子からも愛着が湧くので人気の栽培方法です。 

 

一般的なリボベジのやり方

再生させたい野菜の種類にもよりますが、基本的にリボベジのやり方は同じです。

 

【用意するもの】

・野菜の根やヘタの部分

・根やヘタを入れる容器

・水

【手順】

1.再生させたい野菜の根・ヘタの部分を容器に入れる

2.容器に水を入れる

3.日当たりの良い場所に置く

4.水が腐らないよう、こまめに水をかえる

 

以上です。とても簡単ですよね!

夏場の場合は日当たりの良い場所だとすぐに水が腐ってしまうため、実は冬の時期に行うのがおすすめ。

夏場でも容器の置く場所を工夫し、こまめに水をかえることで失敗せずに栽培ができますよ。

元々は破棄する部分だと考えると、失敗してもあまり落ち込むことはなく、またチャレンジしてみよう!と思うことができるのも魅力のひとつですね。

 

リボベジに向いてる野菜

では、初心者の方におすすめで、簡単かつコストパフォーマンスの良い野菜をご紹介します。

・豆苗

リボベジの代表といえば豆苗!チャレンジしたことがある方も多いのではないでしょうか。

豆苗は根が付いた状態で販売されているため、とても簡単に再生することができます。

再生方法は、根の上部分をカットして料理に使用したら、根の部分を水を入れた容器に浸けておくだけです。

1度だけでなく繰り返し収穫することができるため、豆苗が細くひょろひょろになるまでは収穫して食べることができますよ。

・小ネギ、細ネギ

根が残っているネギはリボベジ初心者の方にとてもおすすめ。

具体的な再生方法は、少しの軸部分と根を残してカットし、それをそのまま水に浸けるだけです。

畑やベランダで育てたいという方は、土に植えても再生させることができますよ。小さな植木鉢に入れて育てるのも可愛いですね。

キッチンで再生させる場合は、料理のトッピングとして少しだけ使いたいときなど、さっと切って使えるのでとっても便利ですよ。

カットした断面からにょきにょきとまた伸びてくるので、繰り返し収穫することができます。

・ニンジン、大根

根菜のニンジン、大根も再生することができる野菜です。これまでに紹介した野菜は根の部分を水に浸けて再生しましたが、ニンジン、大根はヘタの部分を再生します。

ヘタの部分を水に浸けておくと、葉の部分が伸びてきます。ニンジン、大根の葉は香りが良く、お料理に活躍する人気の部分。

室内で葉の部分を再生すれば害虫被害も無く、さっと収穫してあと一品のお料理に活躍しますよ。 

・じゃがいも

畑で収穫したじゃがいもや、スーパーで購入したじゃがいもが時間が経過すると芽が出てきてしまうことや、緑色に変色してしまったことはありませんか?

そのような状態になったじゃがいもは、実は毒を含んでいるため食べない方が良いとされています。

しかし、捨ててしまうのはもったいないですよね。なので、そのじゃがいもをリボベジとして活用しましょう!

具体的には、畑、もしくはプランターを用意して、じゃがいもを入れて土をかぶせます。

しばらくすると芽が出てきますので、余分な芽を減らして2、3本にしましょう。その後は通常のじゃがいも栽培と同じように育てていくと、数か月後にはじゃがいもが収穫できます。

上手くいけば、1つのじゃがいもから5、6個のじゃがいもが収穫できますよ。

だたし、冬と夏はじゃがいもの栽培に向かないので、植え付ける時期は、春か秋のみにしましょう。

 

まとめ

今回は、リボベジについてご紹介しました。

「リボベジ」という言葉は聞きなれないかもしれないですが「再生野菜」と聞くと、すでにやったことがある方も、関心がある方も多いと思います。

スーパーで購入した野菜でも、自分で育てた野菜でも、繰り返し再生することで長く楽しむことができ、節約やエコにも繋がります。

野菜を再生させる様子は観察しても面白いので、お子さんがいる家庭では一緒に観察するのもおすすめですよ。

リボベジで楽しくエコで美味しい野菜栽培にチャレンジしましょう。

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